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2013年 06月 23日

中崎透「小さな平たいオデコの君は、小さな川を流れゆくまま。」@22:00画廊

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中崎透 「小さな平たいオデコの君は、小さな川を流れゆくまま。」


会期:2013.6.1(土)- 6.23(日) 18:30-22:00
開廊:日月火水  *6/1,22の土曜日は開廊
時間:18:30 - 22:00
会場:22:00画廊
住所:東京都小平市小川町1-776-18
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<イベント情報>
5/23(木)20:00-5:00 
□プレオープン「ナデガタレイトショー」 ¥1000(定員15名)
*Nadegata Instant Party、過去の映像作品を一挙公開。guest:山城大督

6/01(土)19:00-22:00  オープニングパーティー

□トークシリーズ「わりと近所でビール片手に世間話。」 各¥500(1drink)
6/02(日)18:30- vol.1/guests:石川卓磨、渡辺泰子
6/03(月)18:30- vol.2/guests:森田浩彰、大久保あり
6/22(土)18:30- vol.3/guests:池崎拓也、秋山幸
6/23(日)18:30- vol.4/guests:土屋貴哉、小瀬村真美

6/23(日)20:00-22:00  クロージングパーティー
※全イベント予約不要です。

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「小さな平たいオデコの君は、小さな川で流れゆくまま。」

展覧会のこと、まだちょっとまとまってないけど、メモとして。

以前学生の頃からこの街に10年くらい住んでいて、
6年ぶりくらいに少しのんびり過ごしてここで制作するのはなんだか楽しみだった。
そこでここ数日ほどこの家で暮らし始めたわけだけど、心なしか落ち着かないところもあって、
作品以前に空間のレイアウトみたいなのを動かせないかな、と、まごまごと考えたりしてる今日この頃。

ある日、画廊の主人のK女史が、ぽつりと言った。
「たまに人の気配を感じたりしませんか?」
「いやいや、やめてください。そういうの鈍感なんで。。」
「でもなんか、女性で、お母さんみたいな存在で、特に悪いこともないんで、たぶんいい人なんです。」
そう言われて、また暮らしに戻ると、たしかに女性の気配を感じる気がするんだけど、
でも、そのお母さん的なあれではなくて、K女史のちょっとした生活の痕跡というか、
それはたしかに、そこにいないK女史の気配をふわふわと感じてるんだな、と思った。

久しぶりのこの街で自転車でふらふらしたり、
大学とかにちょっと顔を出したりしてると、なんか不思議な気分になる。
近所の見慣れたアパートには、かつて気心知れた友人があちこちに住んでいたもんだけど、
当然もうそこには、その友人たちは住んでいないわけで、
記憶と現実のギャップと、見慣れた風景とここにいる身体の時間のささやかなねじれみたいなものは、
ゴーストタウンにぽつりと一人で立つような、
はたまた幽体離脱でもしたような感覚になる瞬間があったりする。
だけどそんな居心地の悪さは、さほど不快なわけでもなく、
たぶんすぐ醒めてしまうここのふわふわした気分の中にもう少しいるのも悪くないと思ったりする。

「ここ」っていうのは、この街なのか、この家なのか。
言葉遊びで名付けた題名にポツリと出てきた「君」、
この家に感じる女性の気配はもしかして君なのか。
きっとこの街でのふわふわ感と、君はたぶん無関係じゃないはずだ。
頭の中でぐるぐるしながら、そんなことをのんびりと考えてる。
たぶん君はここにいる。

2013.5.19
中崎透

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by tohru511215 | 2013-06-23 02:39 | news